ニュージーランド在住20年のあどぼうずです。
わたしは更年期、息子は思春期、おまけにリモート(遠隔)子育ての真っ只中です。ふたりの息子はニュージーランド国内の男子高校寮に入っています。
お子さんが高校留学を検討中のみなさん、ニュージーランドの高校に留学するには、渡航費、学費、高校寮費など、かなり高額な経費がかかってきますよね。そのうえ、留学中のお小遣いもお子さんに渡さなければなりません。
ニュージーランド留学の予算を算出するためにも、おおまかにでもお小遣いの額を把握しておきたいのではないでしょうか。
そんなみなさんに、今回はニュージーランド国内留学をしている息子たちのお小遣いについてお話ししていきます。
次男のお小遣いは1ヵ月に180ドル(13,500円程度)
高校1年目の次男のお小遣いは1か月に180ドルです。1ドル75円換算で13,500円ほどになります。次男の場合は、かなり試行錯誤して、現在の金額に落ち着いています。
入学当初は、毎月1日に$100を次男の口座に振り込んでいました。高校寮に入るまでは、わたしたち親がいつもお金を払っていたので、次男には金銭感覚があまりありません。13歳で親元を離れたばかりなのでしょうがないのでしょう。
- 月初めの1度きりの入金額をうまく1ヵ月に振り分けられなかった
- 食べ盛りの高校生男子には1ヵ月100ドルのお小遣いでは足りなかった
そこで、5日ごとに30ドルを次男の口座に入金することにしたのです。
- 5日ごとの入金なので、使うお金の計画が立てやすい
- つねに残高が少額なので、無駄使いをしなくなった
- 使える額の目安が「1日当たり6ドル」と覚えやすい
長男のお小遣いは1ヵ月250ドル(18,750円程度)
高校寮生活3年目の長男のお小遣いは1か月に250ドルです。 1ドル75円換算で 18,750円 ほどになります。
去年まで、長男の高校寮生活中のお小遣いは1ヵ月100ドルでした。
- 金銭感覚がある長男は、お小遣い値上げ交渉をしてこなかった
- 夏休みにバイトをして貯めたお金を使っていた
- 親心にちょっとかわいそうだと思った
次男のお小遣いが180ドルで、長男が100ドルって、そりゃないよね。
- 毎月1日に150ドル、15日に100ドル
- 高学年になり学校の友達の付き合いも増えてきた
- 週末は高校寮や友達の家に泊まることが多くなった(週末にお小遣いが必要)
高校入学当初は、長男も週末はよく家に帰ってきました。なので、週末にお小遣いを使う必要がありませんでした。でも、高学年になってくると、週末に友達の家に泊りに行ったり、パーティーに呼ばれたりと交際費も増えてきます。
大学生お小遣いは週100ドル(7,500円程度)
あるママ友に聞いたのですが、大学の寮生活をしている娘さんのお小遣いは週に100ドルだそうです。
大学の寮でも、食事は提供されます。お小遣いは、大学のテキスト代、洋服代、外食費、交際費などに使っていると言っていました。
留学中のお子さんに渡すお小遣いの額を心配している保護者のみなさん、いかがでしたでしょうか。わたしの息子はニュージーランド国内留学なので、日本からくる留学生のお子さんとは少し事情が違いますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
『ニュージーランド留学|高校寮生活お小遣いの使い道はなんなのさっ?』では、ニュージーランドの男子高校寮生がお小遣いを「なにに使っているのか」について詳しく紹介しています。そちらも参考にしてみてください。