ニュージーランド在住20年のあどぼうずです。
前回の記事は「ニュージーランド男子高校生デオドラント事情|スプレータイプが禁止な理由とは?」のお話でした。
ニュージーランドの新学期は、においの気になる夏に始まります。新学期からニュージーランドにくる予定の男子高校生のみなさん、デオドラントは必須アイテムです。
今回は、ニュージーランドでデオドラントを買うときの注意点をお話していきます。あわせて、ニュージーランドの男子高校生に人気のデオドラントのブランド3つも紹介します。
ニュージーランドでデオドラントが買える場所
ニュージーランドに留学する男子高校生のみなさん、ニュージーランドでデオドラントはどこで買えるでしょうか。
学校や高校寮のことでいろいろ覚えなければならないことがあり、買い物なんか行く暇がないと思うかもしれません。でも、デオドラントはいろいろな場所でかんたんに買えるので、安心してください。
スーパー
ニュージーランドでデオドラントを買うなら、スーパーがおすすめです。種類は豊富ですし、陳列もきれいで見やすいです。
デパート
ニュージーランドには、ウェアハウス(Warehouse)やケーマート(Kmart)という低価格販売のデパートがあります。日本の高級百貨店のようなものではありません。どちらかというと 日本でいうと、ドン・キホーテなどディスカウントショップに近い店のことです。
こういったデパートでも、デオドラントが買えます。わたしの経験からいうと、店内が広すぎてデオドラントを探すのに一苦労するわりには、種類がそんなにないです。低価格販売とうたっているけど、スーパーのデオドラントのほうが安かったりします。
でも、ニュージーランドの男子高校生たちは、ウェアハウス(Warehouse)やケーマート(Kmart)で、ひまな週末の時間を友達たちとつぶします。
薬局
薬局でもデオドラントが買えます。種類は少なく、値段も高いです。
ただ、クリスタルデオドラントやマイナーブランドのデオドラントは薬局でしか買えません。わたしが長年愛用しているデオドラントも薬局にしか売っていません。
デオドラントを買うときの注意点
ニュージーランドでは、いろいろな種類のデオドラントが売られています。もちろん全部英語で書かれているので、日本から来たばかりの男子高校生のみなさんは、すこし戸惑ってしまうかもしれません。
そこで、ニュージーランドでデオドラントを買うときの注意点をお話します。
男性用のデオドラントを買う
男性用と女性用のデオドラントがあるので、間違えずに男性用を購入しましょう。デオドラントの容器で、男性用の見分けがつくかと思います。
- 容器の色ー黒、グレー、青、白など
- ロゴー黒、青、緑など
デオドラントの香りを確かめてから買う
デオドラントを買う前に、香りを確かめましょう。
日本の男子高校生のみなさんには、あまり馴染みのない香りのデオドラントも売られています。濃厚すぎる香りが苦手な男子高校生も多いのではないでしょうか。買ったはいいけど、きらいな香りで使いたくないなんてことがないようにしましょう。
高校寮のデオドラント規則を確かめておく
前回の記事「ニュージーランド男子高校生デオドラント事情|スプレータイプが禁止な理由とは?」でお話したように、ニュージーランドではスプレータイプのデオドラントを禁止している高校寮が多いです。
寮に入る予定の男子高校生のみなさんは、デオドラントに関する規則を確かめてから、許可されているデオドラントのタイプを選びましょう。
高校寮で禁止されているタイプのデオドラントを使っているからといって、退寮しろとは言われないでしょう。でも、日本から留学してきた男子高校生のみなさんは、高校寮の規則は守っていたほうが賢明です。
スーパーではなるべく時間をかけないでデオドラントを選ぶ
ニュージーランドのスーパーで男性用の洗面用具類は、同じ場所に陳列されています。デオドラント、髭剃り用品、ボディーソープ、シャンプーなどです。
同じ場所に、男子高校生のみなさんには、必要ないもの(留学してきてそんなの使っている場合ですか?)も一緒にならんでいるんです。コンドームとかですね。
ですから、男性用の洗面用具類の売り場では時間をかけずに、お目当てのデオドラントをサクサクっと選びましょう。
スーパーのセール品を狙う
ニュージーランドの男性用デオドラントの価格は、5~10ドル程度です。日本円でいうと380~750円ほどです。(1ドル75円換算)
ニュージーランドのスーパーで、デオドラントがセールになっている時を狙って、購入しましょう。
48hってなんだ
ニュージーランドの男性用デオドラントには、よく「48h」とか「48HR」と表記されているものがあります。
過大広告のような気もしますが、これは「制汗効果が48時間ある」という意味です。「96h」(96時間)というのも、見かけるようになりました。こちらはお値段が少し高めです。
ニュージーランドの男子高校生に人気のデオドラントブランド3つ
ニュージーランドの男子高校生に人気のデオドラントブランド3つを紹介します。
リンクス(LYNX)
ニュージーランドの男子高校生に一番人気のデオドラントは、なんといってもリンクス(LYNX)です。
リンクスのデオドラントは、スプレータイプとロールオンタイプがあります。リンクスからはデオドラントの他に、ボディソープやシャンプーなどヘアケア商品も出ています。
このリンクス、じつは日本ではアックス(AXE)というブランド名で売られています。商標の問題で、アックス(AXE)というブランド名が使えない国は、リンクスというブランド名を使わなければいけません。
- ニュージーランド
- オーストラリア
- イギリス
- アイルランド
日本でアックスのデオドラントを使っている男子高校生のみなさん、ニュージーランドに来たらリンクスと香り比べをしても面白そうですね。
ニュージーランド限定品のリンクスのデオドラントです。日本の男子高校生のお友達へのニュージーランド土産にもいかがでしょう。
レクソーナ(Rexona)
レクソーナ(Rexona)も男子高校生に人気があります。レクソーナのデオドラントにも、スプレータイプとロールオンタイプがあります。スプレータイプはリンクスに比べて、細長くて持ちやすいです。デオドラントの他に、ボディソープやシャンプーなどヘアケア商品も出ています。
このレクソーナは、日本のレセナ(Rexena)のことです。
一説によると、日本人が発音しやすいように日本での商品名をレセナ(Rexena)にしたそうです。確かに、「レクソーナ」より、日本人のわたしたちにとっては、レセナのほうが耳ざわりがいいですよね。
こちらの商品は「制汗効果が他の制汗剤の3倍」とあります。そして、スプレーには「96h」の表示、つまり4日間も制汗効果があるといっています。
本当に4日間もつのかは定かではありませんが、制汗に秀でているデオドラントです。4日連続で制汗効果は必要ないとは思いますが、男子高校生のみなさん、試してみたらいかがでしょうか。
ニベア(NIVEA)
近年、男性化粧品にも力を入れている ニベア(NIVEA) です。デオドラントの他にも、男性用ボディケア、ヘアケア商品もあります。日本では、まだあまりポピュラーではない「ひげケア」商品も取り扱っていて、目が離せない男性化粧品ブランドです。
黒と白(BLACK & WHITE)には、このような意味が含まれています。
- 黒ー黒い服でも白のシミがつかない。
- 白ー白い服に汗に黄ばみがつかない。
ニベアの特別な技術で、黒い服でも白い服でもシミがつかないといわれているデオドラントです。
もうひとつニベアからのおススメデオドラントです。商品名にあるとおり、「アルミニウムフリー、アルミニウム0%」のデオドラントのスプレーです。スプレー式でアルミニウム0%というのは、珍しいです。
以上、ニュージーランドの男子高校生に人気のデオドラントのお話でした。留学してくる男子高校生のみなさん、デオドラントの買い方の注意を参考にして、ぜひ留学中にニュージーランドで売られているデオドラントを試してみてくださいね。