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ニュージーランド留学|ホストファミリーが喜ぶ日本からのお土産10選【2019年版】

プレゼントの箱

ニュージーランド在住20年のあどぼうずです。

さて、ニュージーランドに留学するみなさん、保護者の方、ホストファミリーは決まったものの、なにをお土産に渡せばよいのか迷っていませんか。

今回はそんなお悩みを持つみなさんに、ニュージーランド在住20年、ド田舎暮らしのわたしが厳選して、ホストファミリーに喜ばれる10つのお土産を紹介していきます。

ニュージーランドの持ち込み禁止品に気をつけよう

ストームトルーパー5人が並ぶ
royalty-free pixabay by aitoff

まず、ホストファミリーへのお土産を選び前に、ニュージーランドに持ち込み禁止の品を確認しておきましょう。

ニュージーランドは自国の第一次産業を、ものすごく保護してます。ですから、ニュージーランドの税関は海外からの入国者の持ち込み品について、取り締まりがとても厳しいです。

在住20年たった今でも、なにも引っかかるものは持ち込んでないのに、税関通過にはビビってしまいます。リンゴひとつ申請し忘れて、罰金200ドルなんてことも…

それでは、ニュージーランドのホストファミリーに喜ばれる日本からのお土産を紹介していきます。

①きれいで大きめの缶に入ったビスケット

ホストファミリーへのお土産として、缶入りのビスケットをおすすめします。

あえて「きれいで大きめの缶」と書いたのは、ホストファミリーへのお土産のメインは「ビスケット」のほうじゃなく、「缶」のほうだからなのです。 

日本では、きれいな缶に入ったビスケットがよく売られていますよね。ニュージーランドでは、あまり見かけません。最近は海外からの輸入品として、缶入りのビスケットを見かけるようになりましたが、あまりオシャレではありません。

ニュージーランド人は、よくお菓子作りをします。わたしの義母もよくビスケットや、ケーキなどを焼いています。そんな手作りのお菓子やケーキを入れるのに、日本のきれいなビスケットの缶はもってこいなわけです。

もちろん中に入っているビスケットもおいしいので、喜んでもらえます。そして、ビスケット1枚ごとにパックされている日本の過剰包装に、ニュージーランドのホストファミリーたちはビックリするでしょう。しかし、良くも悪くも会話の切り口になるのではないでしょうか。

②きれいな日本のお箸

日本のお箸
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ホストファミリーに、日本のお箸を送りましょう。

20年前にニュージーランドのド田舎に住み始めた当時は、周りのニュージーランド人でお箸を使える人はあまりいませんでした。アジア系のレストラン、テイクアウトのお店が増えていくにつれて、お箸を使える人が多くなってきました。割りばしもポピュラーになってきました。

しかし、日本でわたしたちがふつうに使っている、あの使いやすいお箸は見かけません。

こんなお箸をホストファミリーに送ろう
  • きれいな柄(子供のいるホストファミリーならキャラクターのお箸もおススメ)
  • 持つのにグリップが利いている
  • 先が尖っている

きれいで、持ちやすく、ツルツル滑らないお箸を、お土産として選びましょう。お箸の使い方をホストファミリーが知らなかったら教えてあげて、コミュニケーションをはかりましょう。

③箸置き

いろいろな箸置き
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箸置きもホストファミリーへのお土産に最適です。小さい、安い、きれいと三拍子揃っています。

基本的に、ニュージーランド人は食事のときナイフとフォークを使います。日本の箸置きは、ナイフとフォーク置きにも使えます。ちょっとフォーマルな食事会のときに、箸置きを使ってもらったらいかがでしょう。

④サロンパス系

サロンパスグッズ

ちょっと変わりダネで、サロンパスグッズをお土産にしてみたらいかがでしょうか。日本へきて、サロンパスグッズを爆買いしていく海外からの観光客もいます。

ホストファミリーの中には、サロンパスグッズを見たことのない人も多いでしょう。そんな時は、みなさんがシャワー上がりにでも、自分の肩や足に貼って、どんな時に使うかホストファミリーに教えてあげましょう。

⑤ワイヤー未使用のラバータイプの歯間ブラシ

ラバータイプ歯間ブラシ

軽くて100均ショップで買えるラバータイプの歯間ブラシを、お土産にどうでしょうか。

ニュージーランド人はよくデンタルフロスを使います。そして、歯間ブラシも歯科医院や薬局で見かけるようになりました。しかし、ワイヤー入りの歯間ブラシばかりです。歯茎に優しいラバータイプの歯間ブラシは見かけません。

ニュージーランドには、オークランドとウェリントンに「ダイソー」があります。そういった大都市に行けば、 ラバータイプの歯間ブラシも手に入るのでしょうが、ニュージーランドの田舎のほうだと入手困難です。

とくに大都市に住んでいないホストファミリーのお宅に滞在するなら、安くて軽いラバータイプの歯間ブラシのお土産はどうでしょうか。

⑥きれいなおちょこ

江戸切子おちょこ

きれいなおちょこも、ホストファミリーに喜ばれるお土産として最適です。

ニュージーランド人は、日本酒を飲む習慣はありません。でも、リキュールなどを飲むときに、小さいグラスを使います。おちょこで飲むのもおしゃれです。お酒を飲まないホストファミリーでも、小さなおちょこは場所も取らず、ちょっと飾っておくのも素敵です。

例えば、「江戸切子」は、東京都指定の伝統工芸品です。おちょこの話題で、日本の伝統工芸をホストファミリーに紹介してみてはどうでしょうか。

⑦入浴剤

入浴剤
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とくに南島の寒い地方のホストファミリーのお宅に滞在するようだったら、日本の入浴剤のお土産ももおすすめです。

ニュージーランド人はシャワーを使い、あまり浴槽に浸かるということはしません。それでも、寒い冬や体を休めたいときには、ゆっくりお風呂に浸かる日もあります。

体の芯から温まる日本の温泉の入浴剤は、よいお土産です。お風呂には毎日入らないニュージーランドのホストファミリーには、1回分の小分け袋に入った入浴剤がおすすめです。

ホストファミリー先で、たまにはお風呂を使わせてもらえるなら、自分へのお土産として使ってもいいですよね。

⑧日本の文房具

日本の文房具

日本の文房具のお土産は、ニュージーランドに住んでいる人に喜ばれます。はっきり言って、ニュージーランドは「文房具後進国」です。種類もあまりなく、ワクワクしません。ホストファミリーがもらったら喜びそうな、おすすめの日本の文房具を紹介します。

消せるボールペン

消せるボールペン、パイロットのフリクションペンです。

ここ数年でニュージーランドでもフリクションが買えるようになりましたが、高いです。6ドル(400円)ほどします。日本の2倍以上の金額ですね。

わたしの息子たちも便利で使っています。高校生がいるホストファミリーのお土産にどうでしょうか。

針なしホッチキス

針なしホッチキス

日本での大発明針なしホッチキスも、珍しくて便利なお土産です。サステナビリティ―推進国のニュージーランドでは、ペーパーレス化が進んでいます。それでも紙をとじる機会はゼロではありません。そんな時「針なし」ホッチキスがあれば便利ですよね。

キャラクターえんぴつ

小学生のいるホストファミリーには、日本のキャラクターえんぴつがおすすめです。お土産には、HBのえんぴつがよいでしょう。

日本の小学校の低学年では、芯が柔らかい2Bとか4Bを使っていますよね。ニュージーランドの小学校で生徒が使っているえんぴつの濃さは、HとかHBです。書く練習をするときに、えんぴつの芯の柔らかさよりも細さを重視しているのだと思います。

筆タイプ蛍光ペン

みなさん、マイルドライナーブラッシュというのを知っていますか。ゼブラから出ています。わたしも最近知り、まだ使ったことがありません。 筆タイプの蛍光ペンです。

海外ではじわじわ人気が出てきている日本の文房具です。オシャレでかわいい文房具が好きな人は、日本からわざわざ輸入しています。

ニュージーランドの子供たちは、学校で蛍光ペンを使います。必ずと言っていいほど「新学期に用意するものリスト」に入っています。ちょっと変わった蛍光ペンを、中高生がいるホストファミリーへのお土産としていかがでしょう。

⑨日本のキットカット

キットカットいろいろ

日本限定品のキットカットを、ホストファミリーのお土産にどうでしょうか。日本のキットカットには、いろいろな種類がありますよね。最近、日本からの友達にもらって驚きました。

ニュージーランドでもキットカットは売られています。種類も増えました。ホストファミリーと一緒に、日本とニュージーランドのキットカットを食べ比べてみませんか。

⑩ラグビーワールドカップ・東京オリンピックのグッズ

五輪マークのロックアート
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今年2019年は日本でラグビーワールドカップ、来年2020年は東京オリンピックが日本で開催されます。この記事を書いている時点では、どちらもまだ開催されていません。でも、留学時期が合えば、記念グッズのお土産もおすすめです。

ニュージーランド代表オールブラックスは、3連覇の期待がかかっています。もし、優勝なんてことになれば、ラグビーファンのホストファミリーでしたら、大喜びしてくれそうなお土産ですよね。

ニュージーランドのホストファミリーにおすすめしないお土産

空港にたたずむ女性の後ろ姿
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最後に、ニュージーランドのホストファミリーにおすすめしないお土産についてお話します。

ニュージーランドに持ち込み禁止の品物や食べ物

ニュージーランドに持ち込み禁止の品物や食べ物をお土産にするのはやめましょう。「これは平気かな?」と半信半疑な品物もやめましょう。

「ニュージーランド入国審査カード」に記載しなければならないからです。関税で手荷物やスーツケースを開かずに、すんなり通過できるようにしたいものです。

日本文化を押しつけるようなお土産

自分が使わない、よく知らない日本文化を押しつけるようなお土産はやめましょう。

たとえば、自分は折り紙が得意、けん玉名人だという人は、お土産に持っていって特技をホストファミリーに披露してみましょう。使い方を教えてあげて、ホストファミリーと楽しむこともできますよね。

でも反対に、日本にいるときに自分で使わないものを「これが日本の伝統的です!」といって渡すだけで、使い方も教えられない、説明もできないお土産なら、ホストファミリーはどう思うでしょうか。

重いものや壊れやすいもの

ストームトルーパー2人がたまごを挟む
royalty-free pixabay by aitoff

重いものは、お土産に選ばないようにしましょう。日本からくる留学生のみなさんの荷物は多いはずです。ホストファミリーのお土産でスーツケースが重くなってしまうようなことは避けましょう。

また、壊れやすいものも避けましょう。前述した「おちょこ」などは、箱にきっちり入れてタオルや衣服で包めば大丈夫でしょう。

以上ニュージーランドのホストファミリーが喜ぶお土産10選を紹介しました。日本から持っていくお土産を使って、留学するみなさんがホストファミリーと円滑なコミュニケーションがとれますように。

おすすめするホストファミリーへのお土産のポイント
  • ニュージーランドに持ち込み可能な品
  • 手ごろな値段
  • 軽くて小さい(ビスケットの缶は例外)
  • 使えるもの、食べるもの
  • ホストファミリーとの会話に糸口になりそうなもの