えーかげん英語を駆使しながら生活している、あどぽうず(oyatsu_time_nz)でございます。
みなさん、英語メールを書いているとき、最後の一文にどんな結びの英語表現を使えばいいのか迷ったことはありませんか。
日本語の「よろしく」っていう表現が、英語であると便利なのですが…
- (超丁寧)お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
- (かなり丁寧)よろしくお願いいたします。
- (丁寧)よろしくお願いします。
- (カジュアル)よろしく!
- (もうなんなんだか…)よろぴく!
ちょっと表現を変えるだけで、「よろしく」はカジュアルメールからビジネスメールまで、結び文句として使えますよね。
さてさて、英語メールの場合はどうでしょう。英語の結びにはどんな表現があるのでしょうか。 一緒に英語メールの結びの言葉を探していきましょう。
英語メールの結びの王道は《Thank you》
![](https://adopause.com/wp-content/uploads/2020/05/thankyou-1024x372.png)
まずは、Google翻訳で「よろしくお願いします」を翻訳してみましょう。
《Thank you》です。
前回の記事【生活英語】言い訳表現って英語メールにもあるぞ!言い訳テクニック5つを紹介の「英語の言い訳テクニックの⑤で、「英語メールの最初と最後はとにかくThank you」と書きました。
そうなんです。英語メールの結びの王道は、なんと言っても《Thank you》 なんです。
英語メールの結び《Thank you》を使った表現
英語メールで最後の一文を《Thank you》で結んで「よろしくお願いします」というときは、以下のような表現があります。
- Thank you.
- Thank you for your help.
- Thank you for your help in advance.
- Thank you for your quick response.
- Thank you for your support.
- Thank you for your understanding.
それでは、それぞれ結びの英語表現を詳しく見ていきましょう。
「手助けありがとう」的な意味です。
人に頼みごとをしたときの英語メールの結びに使います。日本語でいうと文末結びの「よろしくお願いします」になります。
「先に言っておくけど、手助けありがとう」的な意味です。
これも、人に頼みごとをしたときの英語メールの結びに使います。日本語でいうと、こちらも結びの「よろしくお願いします」にあたりますね。
《in advance》の意味は「先に、事前に」です。
頼みごとをしている段階のメールなので、もちろんメールの受け手からは、なにもしてもらっていない状態です。英語メールでは「頼みごとと一緒に、お礼もまず言っておくよ」っていう意味で使われています。
「早く返信してね。よろしく!」的な意味です。
- メールの受け手から早く返信が欲しいとき
- メールの受け手の返信がいつも遅いということを知っているとき
というときなどに、使います。返信を事前に催促する表現です。
「いつも支持してくれてありがとね」的な意味です。
《support》は、「支持、援助、後援」なんて、日本語に訳すとお堅い言葉になってしまいますね。
この表現は、
- 会社から雇用者への英語メール
- 上司から部下への英語メール
- 学校から保護者への英語メール
- 団体から後援者への英語メール
- スポーツクラブのマネージャーから選手や保護者への英語メール
などの中で使われている結びの表現です。
- 募金のお願い(スポーツクラブのマネージャーから保護者へ)
- 学校休校のお知らせ(学校から保護者へ)
- 給与明細を送るとき(会社から雇用者へ)
などの英語メールの結びとして使われています。
「分かってくれてありがとう」的な意味です。
わたしは英語メールの中で、この締めの表現を多用しています。ちょっと言いずらいことを言わなきゃいけない英語メールの中で、使っています。
以下、わたしが書い英語メールの実例です。
Hi (顧問の先生の名前)
Unfortunately (息子の名前) needs to scratch the Champ as he has not recovered from his injury. He went to Physio today and received a letter from his physiotherapist. Please find the attached letter from her. We are all very disappointed that he can not compete his race.
Thank you for your understanding.
Regards,
(あどぽうず)
![あどぽうず](https://adopause.com/wp-content/uploads/2020/05/cartoon-3236539_640.jpg)
長男が参加するはずだった大会の2週間前に怪我…それで、顧問の先生に「長男、大会に出場できません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします」っていう英語メールを送らなければならなかったんです。
英語メールで言いずらいことを言わなきゃいけない状況は、日本語でも同じでしょう。
- 不参加の連絡
- お断りの連絡
- 失敗の報告
- 言い訳する
などは、言わなきゃいけないけど言いづらいものですよね。
そんなメールを書かなければならないときに、英語メールの結びとして、「ご理解のほど、よろしくお願いいたします」っていう意味の、
Thank you for your understanding.
は、そりゃあもう、大活躍です。
《Thank you》のアップグレード版の結びは《appreciate》
日本語の「よろしくお願いします」にあたる英語表現の「王道」は、《Thank you》といいました。
その他に、感謝の意味を表す《appreciate》という英語があります。
![あどぽうず](https://adopause.com/wp-content/uploads/2020/05/cartoon-3236539_640.jpg)
正しいスペルがなかなか書けないから、あんまり使いたくないんだよなー
というのが、えーかげん英語を使っているわたしの本音です。
キチンと調べたわけではないのですが、わたしのえーかげん英語生活の中では、《Thank you》のアップグレード版が《appreciate》という認識です。
わたしのいうアップグレードという意味は、
- もっとフォーマル!
- もっと心から感謝!
- もっとスペルが難しい!
- 文が長くなる!
ってことです。
では、《appreciate》を使った英語メールの結びを見ていきましょう。
簡単にいうと、上記でご紹介した表現《Thank you for》の部分を《I appreciate》に変えるだけです。
- I appreciate your help.
- I appreciate your help in advance.
- I appreciate your quick response.
- I appreciate your support.
- I appreciate your understanding.
こんな感じです。
さらに《really》も加えちゃうと、さらにアップグレードします。
- I really appreciate your help.
- I really appreciate your help in advance.
- I really appreciate your quick response.
- I really appreciate your support.
- I really appreciate your understanding.
![あどぽうず](https://adopause.com/wp-content/uploads/2020/05/cartoon-3236539_640.jpg)
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
わたし的には、口に出して読むとなんか語呂がいいような気がして、英語メールの結びとしてとして 《I appreciate》と 《really》をセットで使うことが多いです。
いくら《appreciate》を使ったからと言って、「I really appreciate your quick response.」という表現は、催促です。
![あどぽうず](https://adopause.com/wp-content/uploads/2020/05/cartoon-3236539_640.jpg)
本当に本当によろしくお願いします!でも返事は早くねっ!
そこで、ビジネス英語や、英語メールの受け手に失礼がないように返事を催促をしたいときの、英語での結び表現を紹介します。
I know you must be busy but I really appreciate your quick response.
いかがでしょう。
日本語でいうと「お忙しいとは存じますが…」にあたる英語表現「I know you must be busy but」をつけ加えることで、さりげなく英語メールの返事を催促できます。
《appreciate》と一緒に《if》を使うと、謙虚な印象を与える「よろしくお願いします」になります。
例えば、わたしが息子をスポーツ活動に連れていけないときなどに、ママ友やコーチにこんな風に英語メールで頼んでみます。
I would really appreciate if you could pick him up at my place.
(うちまで息子を迎えにきてくれたら、本当に本当に助かるんだけど…お願いできる?)
「うちまで迎えにきてっ!」って頼んでるわけですよ。こういう時は、やっぱり仮定を表す《if》を使って、「もしできたら…」と、謙虚な「よろしくお願いします」という結びの表現を使います。
《appreciate》 について、例文をたくさん挙げて詳しく書かれている方がいらっしゃいますので、ご興味のある方はそちらのブログもご覧ください。
以上、日本語で「よろしくお願いします」にあたる英語メールの結び「最後の一文」の英語表現を、紹介しました。
みなさんも、カジュアルな英語メールや英文ビジネスメールを書くときに、ぜひご参考ください。