こんにちは、トモです。インスタグラムでは、ニュージーランドのおやつを紹介しています。
日本のラグビーファンの方に嬉しいニュースがありましたね。ニュージーランドのラグビースター、ボーデン・バレット選手が来年2021年から日本のサントリーに加入します!!
しかし、バレット選手いなくなってしまうニュージーランドラグビー界はどうなってしまうのでしょうか?結論から言うと、大丈夫でしょう。
ニュージーランド国内で見聞きしたニュースをもとに、理由を挙げていきます。
バティカル休暇でサントリーに加入しラグビーをする
去年2019年にバレット選手は、ニュージーランドラグビー協会と4年間の契約を交わしました。その中に1シーズンのサバティカル休暇が認められていたんですね。
加えて、サバティカル休暇中に海外のラグビークラブに所属していても、いつでもニュージーランド代表としてラグビーの国際試合に出場できることになっています。
ニュージーランドラグビー界のサバティカル休暇
ニュージーランドラグビー界では、スター選手に1シーズンのサバティカル休暇を認めることが多いです。
この制度の利点は、
- (選手側)ニュージーランド以外の国のラグビーを経験しリフレッシュできる
- (選手側)加入チームからの高額な年俸が期待できる
- (NZラグビー界側)サバティカル休暇を終えた選手には、また数年間ニュージーランドラグビーにコミットメントしてもらう
選手側も、ニュージーランドラグビー界側も、ウィンウィンの制度なのです。
②2020年移籍先のスーパーラグビーチームBluesはバレット選手不在の準備済み
バレット選手は、今年2020年にオークランドのスーパーラグビーチームBluesに移籍したのですが、チームはバレット選手がサバティカル休暇を使うことは去年から知っていたそうです。
Bluesのレオン・マクドナルドコーチも、
去年から知っていたから、別に驚いていないよ。そのための準備もしているからね。
と言っていました。
おまけに、こちらのマクドナルドコーチも、オールブラックスから退いたあと、日本でプレーしていたのです。「日本が好き」と言っていましたので、バレット選手の日本クラブへの加入には理解があることでしょう。
③ニュージーランドのベテラン選手ダン・カーターの加入
マクドナルドコーチがいう準備のひとつがこちら。
バレット選手がサバティカル休暇を使って、日本のサントリ―に加入をするという発表がある前に、バレット選手の在籍するスーパーラグビーチームBluesに、同ポジションのべテラン選手ダン・カーターが加入するというニュースが流れました。
夫と、
- バレットと同じファースト・ファイブのポジションのカーターがなんでBluesに?
- ラグビーレジェンドっていってもカーター、38歳だよね。まだ引退してなかったのか
- Blues若い選手多いから、メンター的なポジションじゃない?
なんて会話をしていました。
そのニュースのあとに、バレット選手が1年ニュージーランドを離れ、日本のサントリーへ加入するというニュースを聞いて、納得しました。
④コロナが落ち着きニュージーランドではスパーラグビー再開
みなさんもご存知かもしれませんが、コロナをうまくコントロールしているニュージーランドとオーストラリアは、スーパーラグビーの国内試合を再開しました。国内試合のみとはいえ、レベルの高いラグビー試合を他国に先駆けて始めているのです。
2021年はバレット選手が不在のニュージーランドラグビー界ですが、スーパーラグビーを通して若い選手が今年から成長してくれることに、ニュージーランド国民は期待しています。
日本でも早くコロナウイルスが終息して、2021年はバレット選手加入の日本ラグビー界も盛り上がってくれますように。